11/25(木) まちづくり協議会メンバー35名が参加して、建築中の「渋谷ヒカリエ」(文化会館跡地開発)および、東横線地下化工事の現場を見学しました。
当日は、文化街区現場事務所の会議室をお借りして、第57回の幹事会を行ったあと、東急建設 八城氏より渋谷ヒカリエについて、東急電鉄 山崎氏より東横線地下化について、 工事の概要と進捗状況を説明していただきました。
その後ヘルメットを着用し2班に分かれ、「渋谷ヒカリエ」の現場に入ります。
初めに仮設階段で地下へ。
現在地上部分は16階(地上約100m)の高さまで鉄骨が組みあがっていますが、地下部分では地下2階から地下3階へとさらに堀り進めているそうです。
ヒカリエの現場では躯体工事は上と下へ、同時進行で行われていました。
その後、工事用の巨大な仮設エレベータで13階へ。
13〜16階は約2,000席のミュージカル劇場「Tokyu Theatre Orb」が作られます。
すでにステージや客席の輪郭がわかる状態まで出来ていました。
再びエレベータで9階へ。
9・10階吹き抜けのこのフロアには、1,000平方メートルと300平方メートルの2つのエキシビションホールが設置されます。駅側の壁面には全面サッシとガラスが取り付けられていて、眼下に渋谷駅を一望できます。
工事は今後17〜34階のオフィスフロア部分が作られて、ヒカリエの全体像が見えて来る予定です。渋谷ヒカリエは2012年春開業予定。
地上に戻り2班が合流し、全員で東急線地下化工事の現場に向かいます。
明治通りの真ん中にある坑口より、狭い仮設階段で約25m 地下の底部分まで下り、ほぼ完成したシールドトンネル部分を見学させていただきました。
今後さらに掘削が進められ、鉄道の線路等が敷かれ、地下鉄のトンネルらしくなってくるそうです。
この工事は、渋谷〜代官山駅間の都市計画区間約1.4kmを地下化して、2008年6月に開業した東京メトロ副都心線と結ぶ計画です。
2012年度に工事が完成すると、東横線の渋谷駅は地下化され、副都心線との相互直通運転が始まり、横浜から埼玉まで一直線につながることになります。
最後に、坑口付近の金王橋より、うす暗くなってしまった渋谷川を見学して、見学会は無事終了しました。
※渋谷ヒカリエについての詳細は公式ホームページをご覧ください。