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青山学院


まち協のエコ活動

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新文化街区完成イメージ
旧東急文化会館周辺を含む幹線道路に囲まれたエリアであり、渋谷駅東口に面し青山方面への玄関口として、多くの人が働いたり、食べたり、楽しんだりするエリアです。
2012年春、エリアの中心部に「渋谷ヒカリエ」がオープンしました。新ビルは地上34階、地下4階の高層複合商業ビルで、高層部はオフィス、中層部にはミュージカル専用劇場「シアターオーブ」などの文化施設、低層部には東急百貨店がプロデュースする商業施設「シンクス」が開業し、連日賑わっています。2013年3月には東横線と副都心線の相互直通運転が開始され、ますます注目度の高まるエリアです。


ハチ公の旅路

 

渋谷といえばハチ公、ハチ公といえば渋谷。駅前広場に建つハチ公像の周囲はいつも待ち合わせの人々で大賑わいだ。
「そのハチ公が亡くなったのは、両親が開いていた原田屋酒店脇の空き瓶などの木箱を積み上げた路地、店へつながる木戸の前でした」
と話すのは、渋谷区渋谷、ヒカリエ脇のビルにある老舗の酒類販売、タキザワの瀧澤諒一代表取締役だ。
「今では東急東横店ののれん街になっているあたりですよ。
ハチ公が死んだのは昭和10年3月8日。私は生後2ヶ月の赤ん坊でしたが、母のハルノ(平成4年、83歳で死去)が、晩年のハチ公の面倒を見てあげていたんです。それでハチ公の話は母から良く聞いて育ちました」
店の番頭さんが朝、木戸を開けて出ようとしたが何かがぶつかって開かない。どうしたのだろうと、店の方から路地に入ると、ハチ公が横たわっていて、まだほのかに暖かだったそうだ。ハルノさんが駅や警察に電話し、死骸を引き取ってもらった。
「ハチ公は生きているうちに銅像が出来て派手に騒がれましたが……」と瀧澤さん。

『渋谷駅100年史』(昭和60年3月発行)によると、ハチ公の銅像が渋谷駅前に建てられたのは、昭和9年4月21日だ。ハチ公が死ぬ1年前、ハチ公11歳のことだった。昭和7年10月の朝日新聞にすでに7年前になくなった主人の帰宅を待ち、渋谷駅前に通う老犬ハチ公の様子が掲載されて以来、ハチ公はたちまち全国的に知られ、渋谷駅には現金や食料が送り届けられるようになった。時は満州事変から満州国建国と、風雨吹き荒れる世相。ハチ公は、「忠犬」と呼ばれ、修身の教科書にも取り上げられた。
「ハチ公が渋谷駅のどこで寝泊りしていたか、それは母も知らなかったようです。ただ、うちは酒屋でしたから調味料や乾燥バナナには不自由しなかった。新潟の実家から米も届いていた。だから母はハチ公に食べるものをいつもわけてあげていました。ハチ公は大型犬ですから、人間の何人分も食べたようです。それで最後の安らぎを求めてうちの木戸までやってきたのではないでしょうか」
ハチ公が、飼い主の上野博士のもとで平穏に暮らしたのはわずか1年3ヶ月。博士の急逝のあと、最初は駅員にお弁当をわけてもらい、駅の周辺の店からおやつを口に出来たハチ公も、戦争へと進む時代の中で、なかなかえさを口にできなくなった。野良犬のような生活を送りながら、駅頭をさ迷うようになったといわれる。
そして、銅像建立。一瞬の輝きのあと、ハチ公はまた、渋谷の雑踏をさ迷う老犬へと戻っていたのだ。いまも毎年4月、ハチ公の銅像前では、偲ぶ催しが開かれている。

   2012.01.16

「渋谷ヒカリエ」の開業予定日が決まりました

 

現在、着々と工事が進められている渋谷駅直結の高層複合施設「渋谷ヒカリエ」の商業エリア(地下3階〜地上8階)について、開業予定日が2012年4月26日(木)と発表されました。


商業エリアのうち、地下3階〜地上5階は(株)東急百貨店が運営する新しいコンセプトの商業施設「ShinQs」(シンクス)となります。詳細につきましては、東急百貨店のプレスリリース(PDF)をご覧ください。


地上11階〜16階のミュージカル劇場「東急シアターオーブ」のこけら落とし公演「ウエスト・サイド・ストーリー」は、2012年7月18日〜8月5日の日程で、本年12月17日(土)よりチケットの先行発売が決定しました。
詳細はシアターオーブの公式ホームページをご覧ください。

   2011.12.01

渋谷ヒカリエ&東横線地下化工事見学会が行われました

 

11/25(木) まちづくり協議会メンバー35名が参加して、建築中の「渋谷ヒカリエ」(文化会館跡地開発)および、東横線地下化工事の現場を見学しました。

当日は、文化街区現場事務所の会議室をお借りして、第57回の幹事会を行ったあと、東急建設 八城氏より渋谷ヒカリエについて、東急電鉄 山崎氏より東横線地下化について、 工事の概要と進捗状況を説明していただきました。

その後ヘルメットを着用し2班に分かれ、「渋谷ヒカリエ」の現場に入ります。
初めに仮設階段で地下へ。
現在地上部分は16階(地上約100m)の高さまで鉄骨が組みあがっていますが、地下部分では地下2階から地下3階へとさらに堀り進めているそうです。
ヒカリエの現場では躯体工事は上と下へ、同時進行で行われていました。
その後、工事用の巨大な仮設エレベータで13階へ。
13〜16階は約2,000席のミュージカル劇場「Tokyu Theatre Orb」が作られます。
すでにステージや客席の輪郭がわかる状態まで出来ていました。

再びエレベータで9階へ。
9・10階吹き抜けのこのフロアには、1,000平方メートルと300平方メートルの2つのエキシビションホールが設置されます。駅側の壁面には全面サッシとガラスが取り付けられていて、眼下に渋谷駅を一望できます。
工事は今後17〜34階のオフィスフロア部分が作られて、ヒカリエの全体像が見えて来る予定です。渋谷ヒカリエは2012年春開業予定。


地上に戻り2班が合流し、全員で東急線地下化工事の現場に向かいます。
明治通りの真ん中にある坑口より、狭い仮設階段で約25m 地下の底部分まで下り、ほぼ完成したシールドトンネル部分を見学させていただきました。
今後さらに掘削が進められ、鉄道の線路等が敷かれ、地下鉄のトンネルらしくなってくるそうです。

この工事は、渋谷〜代官山駅間の都市計画区間約1.4kmを地下化して、2008年6月に開業した東京メトロ副都心線と結ぶ計画です。
2012年度に工事が完成すると、東横線の渋谷駅は地下化され、副都心線との相互直通運転が始まり、横浜から埼玉まで一直線につながることになります。

最後に、坑口付近の金王橋より、うす暗くなってしまった渋谷川を見学して、見学会は無事終了しました。


※渋谷ヒカリエについての詳細は公式ホームページをご覧ください。

   2010.12.16

渋谷から、未来へ

 

渋谷駅東口の新文化街区で建設中の複合高層ビルの名称が公表されました。新しい名前は「Shibuya Hikarie(渋谷ヒカリエ)」です。名称には、渋谷の文化、未来を照らす光になりたいという想いが込められています。

これからの渋谷再開発のリーディングプロジェクトとして、新しい文化発信、ビジネス拠点、交通ターミナルなど様々な可能性を持つビルは、平成24年春の竣工を予定しています。
商業フロアーでは東急百貨店が、文化エリアでは地上約70mに位置する約2000席のミュージカル劇場「Tokyu Theatre Orb(東急シアターオーブ)」と渋谷最大級のエキシビションホールが駅から人を招き迎い入れます。高層階の新しいビジネススポットには、多くのオフィスワーカーが働きます。多様な用途が交わる複合タワーは、訪れる度に発見があり、これまでにない発想を世界に発信するビジネスと文化の新たな拠点となります。
 
劇場断面 文化エリアの中核として、11〜16階には、本格的ミュージカル劇場「Tokyu Theatre Orb(東急シアターオーブ)」が誕生します。

劇場内部濃い青を基調とした劇場内部は周囲の喧噪を離れ、そこで繰りひろげられる作品との一体感を感じさせます。 
「オーブ」とは天球、地球や球体を語源とする言葉で、ビルの宙空に浮かぶ劇場をイメージしています。

渋谷ヒカリエは単なる高層複合施設ではなく、周辺の坂地形を活かしながら、「アーバンコア(立体広場空間)」により、街と5層の歩行者ネットワークを持ち、周辺街区との回遊性や賑わいの創出を通じて、渋谷の街全体を活性化することを目的の一つにしています。

●「Shibuya Hikarie(渋谷ヒカリエ)」の概要については、ホームページ(www.hikarie.jp)で知ることが出来ます。

 

   2010.04.16
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